ワンダーフローレス（1998年生、母カリビアンブルー）

ワンダーフローレス（1998年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時10歳）と交配したカリビアンブルーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2001年のマーチフラワー賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、山本信行によって682.5万円で落札された。

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月13日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイチトウショウに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。