キノムクママニ（2000年生、母シナノチドリ）

キノムクママニ（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタジマオー（当時14歳）と交配したシナノチドリが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。戦績は、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳A2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井ファームから「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、山形県馬主会によって168万円で落札された。

山田延由厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

5月14日、デビュー戦は長橋秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳A1（上山ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた3戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳A2（上山ダート1250m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系2歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベアーズドリームから半馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の若草賞（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハナケンハートに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、2歳戦の若松特別（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系2歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系2歳A2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた14戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。