グラスピュア（2007年生、母グラスカーリアン）

グラスピュア（2007年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋純粋」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したグラスカーリアンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地13戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月25日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月9日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクールパーソンに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月17日、中9週で迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（5戦1勝）。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に入った。

11月14日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のスマイルバラッドに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月20日、連闘で迎えた10戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4歳（2011年）

4月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鏑矢特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初広騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月16日、中6週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（8戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。17着に敗れた。