トワノビクトリー（1985年生、母アテナスフアースト）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

12月5日、デビュー戦は橋口満朗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

3歳（1988年）

9月25日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、出口明見騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったマツキャロルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口明見騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出口明見騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で出口明見騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタマモレイガンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出口明見騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で出口明見騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4歳（1989年）

1月15日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で出口明見騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のレッドレンジャーをクビ差振り切って優勝

2月11日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の中津川特別（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は出口明見騎手（8戦1勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

6月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の仲夏賞（新潟芝1200m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。