スプレッドサウンド（2007年生、母グレイスフルハート）

経歴

デビュー前

遠藤茂厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2009年）

10月1日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったムーンフォンテンを3/4馬身捉え切れず2着となった。

10月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月28日、中9週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3歳（2010年）

1月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3月1日、中5週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったアエノボンバーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月7日、中4週で迎えた6戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のベッロガナドールを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月14日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では豪脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のエルティブロンに1馬身1/4の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアクロスジャパンをハナ差振り切って3勝目を手中に収めた。

11月11日、中4週で迎えた9戦目は、時雨特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2011年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

4月19日、中8週で迎えた12戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したライトレジーナを差し切れず、4馬身差の2着となった。

5歳（2012年）

2月15日、約9か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤健太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤健太騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

3月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で遠藤健太騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月14日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るイケルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

12月29日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカオキセキを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。