ヤマトサンデー（2002年生、母ツジノマツカゼ）

Yamato Sunday

2002.04.18

ヤマトサンデー（2002年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のユウキサンデー（当時10歳）と交配したツジノマツカゼが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は内山 一雄。戦績は、地方12戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、内山一雄から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2005年）

5月13日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ジュエルシャネルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るハクバノジョオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトシノジョイズを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のニシキオジジアンを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

5歳（2007年）

2月20日、約15か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたトップテリトリー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3五六七（大井ダート1500m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスイストグートに4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6歳（2008年）

8月11日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るゴーゴータイガーを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

8月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のゴーゴータイガーに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のモスコーブラックに3馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホクソウビリーヴを強烈な末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。