グレートサンドシー（2020年生、母Game for More）

Great Sand Sea

2020.04.06

グレートサンドシー（2020年4月6日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「サハラの砂漠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のInto Mischief（当時15歳）と交配したGame for Moreが18歳のときに産んだ仔が本馬である。2023年の昇竜ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月19日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のホロニックパスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2023年）

2月19日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のミルトハンターに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

9月23日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上3勝クラスの大阪スポーツ杯（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。

4歳（2024年）

10月20日、約13か月の休養明けで迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの桂川ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。