トルナヴァ（2019年生、母Bratislava）

Trnava

2019.04.05

トルナヴァ（2019年4月5日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「スロバキアに存在する都市名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のLope de Vega（当時12歳）と交配したBratislavaが18歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月24日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったリアドにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

12月5日、中5週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のクロニクルに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2022年）

2月5日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（中京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

6月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月20日、中8週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの足立山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は団野大成騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

2022年11月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。