ベストケーキ（1991年生、母サクラギンガ）

ベストケーキ（1991年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時10歳）と交配したサクラギンガが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回、地方12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったチアフルドーターに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクリーミーヘッドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1994年）

7月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた3戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1995年）

4月19日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、月形特別（岩見沢ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、萩の山特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツヤキングからハナ差の2着に惜敗した。

5月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、塩狩峠特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、雄冬特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた9戦目は、剣淵特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクサントスから半馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中2週で迎えた10戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノロイヤルに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中5週で迎えた12戦目は、襟裳岬特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた13戦目は、三石こんぶ特別（帯広ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた14戦目は、阿寒湖特別（帯広ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。