クリスタルシャワー（2004年生、母ブラックシャワー）

クリスタルシャワー（2004年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「水晶＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したブラックシャワーが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、地方25戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十11。

経歴

デビュー前

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2007年）

8月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャンデリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のズイホウフジに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウエイオンリーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイントルビーに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（2008年）

2月27日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

11月19日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したソニックソニアを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5歳（2009年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったパワードリームを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のトオノボーイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七八（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月17日、中6週で迎えた19戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた20戦目は、川幅日本一鴻巣賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6歳（2010年）

5月5日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた22戦目は、一般C3六七八イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた23戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。