トーアレオ（2007年生、母トーアヴィクトリア）

トーアレオ（2007年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋しし座」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したトーアヴィクトリアが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方35戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月12日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2010年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

9月5日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4歳（2011年）

3月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のセンターザゴールドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のザドリームチャンプをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

10月9日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた11戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5歳（2012年）

1月5日、中9週で迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

3月13日、中9週で迎えた13戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、東松島市復興支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、南相馬市復興支援（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、夜桜列車特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったドンイースターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた20戦目は、井筒ご夫妻紙婚式記念杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず最後はピッチマリと並んで7着同着となった。

6月26日、連闘で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、能登あじさい花灯り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したヒダノエリーに3/4馬身届かず2着となった。

7月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、おっしょべ祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、県下太鼓打競技大会特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3三（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドシオンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた30戦目は、神子の里特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた31戦目は、河北潟ふれあいフェスタ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のソルティーカフェに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

11月6日、中1週で迎えた32戦目は、これでもか!太鼓特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月27日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6歳（2013年）

3月19日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた36戦目は、曳山祭特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた37戦目は、三番叟特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた38戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルスラッガーをクビ差だけ差し切って雨中の激戦を制した。

7月2日、中1週で迎えた40戦目は、不動滝の滝開き特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた41戦目は、かなざわ・まち博特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた42戦目は、ぐず焼きまつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた43戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、寺家キリコ祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。