コマツロングモア（1988年生、母コマツビート）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

10月13日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3歳（1991年）

1月19日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハローキティーを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦1勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを15番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のファンドリミシーをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

10月27日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

12月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4歳（1992年）

1月11日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

2月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手（7戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（8戦2勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（10戦2勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（11戦2勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（12戦2勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ツキノフリージアに半馬身交わされて2着となった。

9月5日、中5週で迎えた18戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の仁山特別（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた19戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（14戦2勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた22戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手（15戦2勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5歳（1993年）

1月17日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（16戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクラエンドレスを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月2日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は天間昭一騎手（17戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。