ミランダアスール（2021年生、母ジョイフルティアラ）

ミランダアスール（2021年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ラテン語の非凡な、賞賛されるに由来する人名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時13歳）と交配したジョイフルティアラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月11日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず最後はノブアンドホワイトと並んで7着同着となった。

3歳（2024年）

1月7日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

8月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C29（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。