ダイナミックバレイ（2000年生、母ウメノカチドキ）

ダイナミックバレイ（2000年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「力強い・活動的な＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時9歳）と交配したウメノカチドキが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月8日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3歳（2003年）

7月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では目立つような脚を使えず18着に終わった。

10月13日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。