ハギノフロンティア（2015年生、母アンブライドルドブリーズ）

ハギノフロンティア（2015年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋未開拓の分野」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時12歳）と交配したアンブライドルドブリーズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、日隈良江によって1,944万円で落札された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月28日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のクードロアに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

1月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

3月31日、中8週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月20日、中6週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦1勝）。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず17着に終わった。

10月13日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月25日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（2019年）

6月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月25日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2020年）

2月16日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた15戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

6月7日、中5週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。