キーチグリフォン（2022年生、母ハーランズワンダー）

Kichi Griffon

2022.03.01

キーチグリフォン（2022年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンカーク（当時16歳）と交配したハーランズワンダーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村田牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

松浦聡志厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2024年）

11月19日、デビュー戦は鴨宮祥行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のNewBeginning（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったラズライトタッカーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の斑鳩7ハロン 一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2025年）

1月21日、中4週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のペプチドシナノに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエコノミカに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。