コスモムルジム（2012年生、母エイシンルンルン）

コスモムルジム（2012年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋恒星名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時12歳）と交配したエイシンルンルンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方5戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって262.5万円で落札された。

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

8月3日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロックキャンディを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2015年）

1月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月13日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイワミランダにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

10月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったインクレディブルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた10戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4歳（2016年）

1月21日、中5週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月10日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた13戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八丈島特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の種市特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた18戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。