ストロングフォモサ（1985年生、母トウシヨウフオモサ）

ストロングフォモサ（1985年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキヤタオラ（当時11歳）と交配したトウシヨウフオモサが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、中央障害10戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

保田隆芳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月5日、デビュー戦は黛幸弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったオーセンティックにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛幸弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナムラセイウンを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

3月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で黛幸弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黛幸弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黛幸弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で黛幸弘騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で黛幸弘騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳400万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で黛幸弘騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で黛幸弘騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で黛幸弘騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた13戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月8日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

12月11日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のバリスシンボリに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1989年）

1月28日、中6週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた18戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1990年）

4月21日、約12か月の休み明けで迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は黛幸弘騎手（12戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（13戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（14戦1勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り17着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた24戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月4日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。