プレイソフトリー（2000年生、母プレイヤーホイール）

プレイソフトリー（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「穏やかに祈る」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時17歳）と交配したプレイヤーホイールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回、地方11戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファ-ムから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、臼田浩義によって6,300万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月13日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は522kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月16日、中0週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったスーパーブレーブにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒカリサイアロンに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月28日、中7週で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた8戦目は、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンセダンから6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

12月4日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクリティカルフェア決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第2戦（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザゴールドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中3週で迎えた13戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた15戦目は、アマリリス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。