ベルイシス（2006年生、母タケノダナエ）

ベルイシス（2006年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラの品種名。姉（エデンローズ）より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したタケノダナエが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月28日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエフロレスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月27日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月30日、中8週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

4歳（2010年）

1月9日、中6週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.クラストゥス騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に敗れた。

2月13日、中4週で迎えた6戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月24日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。