グランディール（2016年生、母タイキポーラ）

Grandir

2016.01.30

グランディール（2016年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「成長する、育つ(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時9歳）と交配したタイキポーラが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はスガタ牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C17。

経歴

デビュー前

当歳のとき、スガタ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、藤沼利夫によって1,620万円で落札された。1歳のとき、白井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって2,700万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額3,600万円（9万×400口）で一口馬主が募集された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

5月4日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は578kg。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

8月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブリリアントモアに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2020年）

1月1日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた4戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のライブリーホームを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

1月21日、中2週で迎えた5戦目は、端月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

8月18日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウカイビアンカに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5歳（2021年）

3月7日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、レダ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月4日、中9週で迎えた11戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、お酒大好き☆咲季ちゃん記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。