オリオンシチー（2007年生、母ミュージックシチー）

オリオンシチー（2007年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「南天の星座＋冠名。ギリシャ神話の神の名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時6歳）と交配したミュージックシチーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川田中牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月28日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月8日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。