セフティグランプリ（2003年生、母プロジェクター）

セフティグランプリ（2003年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大賞（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時15歳）と交配したプロジェクターが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害9戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、向別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月18日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月2日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、6着を確保した。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた7戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴原央明騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2007年）

5月27日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた11戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた12戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月13日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた15戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

12月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2008年）

1月13日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月16日、中8週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。