アランドザワールド（2008年生、母クロスマイハート）

アランドザワールド（2008年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界一周。世界に羽ばたく活躍を」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時14歳）と交配したクロスマイハートが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,050万円（5.25万×200口）で一口馬主が募集された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月8日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

8月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したレーガンにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月4日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はサクラシリアスと並んで8着同着となった。

12月4日、中6週で迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2012年）

1月9日、中4週で迎えた7戦目は、長崎街道牛津宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月4日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた9戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。