スプリット（2022年生、母デュークタイフーン）
Sprit
2022.02.10
スプリット（2022年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「帆船の帆を支える柱」。毛色は栗毛。種牡馬のベストウォーリア（当時12歳）と交配したデュークタイフーンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳C2一。
経歴
デビュー前
小西一男厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2024年）
10月26日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
3歳（2025年）
1月19日、中9週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。
2月22日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
3月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。
5月6日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のネオシャクナゲに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
6月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアドラマリクに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
6月23日、中2週で迎えた9戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、サンリットアワーズに交わされて4馬身差の2着となった。
7月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、モリオンに交わされて4馬身差の2着となった。
8月19日、中5週で迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
11月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドシルバーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。