ココリエルサ（2015年生、母ティーケイキャット）

ココリエルサ（2015年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「パナマの地名より＋人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時14歳）と交配したティーケイキャットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3三。

経歴

デビュー前

2歳のとき、千代田牧場から「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、美崎光二郎によって1,404万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月17日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

11月25日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず17着に終わった。

3歳（2018年）

1月6日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5月19日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳B C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひょうご五国「摂津の国」特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月8日、中5週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、日本酒で乾杯のまち多可町賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたカルチョ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ウインクバックに交わされて1馬身差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジューンソフィアにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

4歳（2019年）

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ファニーフェローに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のポイントオブエイムに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月15日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ピエナトビーズに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月14日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、レスペートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月13日、中2週で迎えた28戦目は、日本酒大好き!紫5祭杯（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中学騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスマイルヴィオラに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月24日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で田中学騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトウシンスパークに3馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

11月14日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中学騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5歳（2020年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月17日、中9週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

9月17日、約5か月の休み明けで迎えた37戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオプタートゥムに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

2021年12月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。