シルクアクセル（1994年生、母Golden Highlights）

Silk Accel

1994.05.15

シルクアクセル（1994年5月15日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDanzig（当時17歳）と交配したGolden Highlightsが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1999年の一般C1。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額3,800万円（7.6万×500口）で一口馬主が募集された。

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

11月16日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（1998年）

5月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた4戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の木古内特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、スターマイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、アルクトゥールス特別（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノロンドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコーブルーに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5歳（1999年）

1月1日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエイヤングをアタマ差制して3勝目をマークした。