シンボリムーリス（1996年生、母スイートタラゴン）

シンボリムーリス（1996年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時16歳）と交配したスイートタラゴンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月8日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた3戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた7戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、田島宗典騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタニカツコバンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月28日、中9週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島宗典騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島宗典騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島宗典騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブアフェクションから2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島宗典騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーイノセントに2馬身の差をつけて優勝

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島宗典騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。