マロンパンナ（2015年生、母アサティスジョオー）

Marron Panna

2015.05.21

マロンパンナ（2015年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「栗（仏）＋生クリーム（伊）。毛色より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時19歳）と交配したアサティスジョオーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷部牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、徳永冨士夫によって324万円で落札された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

2月24日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスコータイに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナリタカピリナに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデンコウスティールに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、スコータイに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシャープスティーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴェリタスキングに6馬身の差をつけて制した。

7月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ マース賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。