ウインペイザージュ（2014年生、母マイネシャリマー）

ウインペイザージュ（2014年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋風景（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時7歳）と交配したマイネシャリマーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月20日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ユアスイスイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2017年）

2月13日、中8週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のインビジブルレイズに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

4月23日、中5週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦1勝）。17頭立ての5番人気で大外17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

8月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦1勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

10月29日、中5週で迎えた9戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2018年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた13戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菱田裕二騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた15戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。