ロンググラティア（2009年生、母タガノチャッター）

Long Gratia

2009.02.06

ロンググラティア（2009年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美と優雅を司る女神（ローマ神話）」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時9歳）と交配したタガノチャッターが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、中井敏雄によって315万円で落札された。

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月25日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた2戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり16着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は森一馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3歳（2012年）

1月14日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。