クラトリイチヒメ（2002年生、母ライジングメモリー）

Kuratori Ichihime

2002.03.31

クラトリイチヒメ（2002年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時17歳）と交配したライジングメモリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は山口 牧人。戦績は、地方11戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口牧人から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、徳重実幸によって64.05万円で落札された。2歳のとき、徳重実幸から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐伯茂樹厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2004年）

9月23日、デビュー戦は吉留孝司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月26日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2005年）

1月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノウキウキに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月26日、中5週で迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハクコウセツリュウに5馬身の差をつけて優勝

4月16日、中6週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

5月21日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月11日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月3日、中5週で迎えた11戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。