エイユートップガン（1999年生、母ニツシヨウクィーン）

エイユートップガン（1999年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時14歳）と交配したニツシヨウクィーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は泊寿幸。戦績は、中央平地22戦1勝2着1回、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、泊寿幸から「2000年度北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳、2000年度北海道8月市場サラブレッド2歳、2000年度北海道10月市場サラブレッド2歳」及び「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月10日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3歳（2002年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケイエスブリザードに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた12戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月1日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、コナウインドに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2003年）

1月11日、中3週で迎えた21戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月23日、中9週で迎えた22戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

11月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、スポニチなにわ賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた24戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、ようか三水特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5歳（2004年）

1月8日、中2週で迎えた26戦目は、プラスミック賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた27戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、日本盛健醸カップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた29戦目は、伊丹市南京桃特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた30戦目は、花・ゆめ・根日女・加西特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。