キンノイナズマ（2015年生、母スウィートアンドフローレス）

キンノイナズマ（2015年1月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金の稲妻。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時21歳）と交配したスウィートアンドフローレスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2019年の祝青春ラジメニア放送30周年記念(C3二)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、岡浩二によって3,348万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月27日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3歳（2018年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

8月12日、中9週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月14日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、祝好文君還暦おめでとう記念（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、日本酒で乾杯のまち多可町賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた10戦目は、ひいらぎ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ハシノフウジンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた16戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、祝青春ラジメニア放送30周年記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタケマルベストを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、浮津さん還暦おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた29戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた31戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

5歳（2020年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた33戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、受け継がれしピウイ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月16日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた34戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月24日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた35戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた39戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた41戦目は、5・30マリア生誕記念杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。