キタサンスプライト（2011年生、母アナボタフォゴ）

Kitasan Sprite

2011.02.22

キタサンスプライト（2011年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンライズペガサス（当時13歳）と交配したアナボタフォゴが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

村田六郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2013年）

12月20日、デビュー戦は伊藤裕人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は459kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3歳（2014年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月30日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったトーホウジェイドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月5日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月24日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったベルモントナイトに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィクトリーゴールに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の川崎ナイター競馬連絡協議会記念（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月17日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（2015年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定戦の白梅賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

1月29日、中2週で迎えた12戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた13戦目は、スカパー!南関東地方競馬チャンネル賞（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったトーホウメビウスにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のチューリップ賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。