マルゲンアロー（1986年生、母ナガイレデイー）

マルゲンアロー（1986年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のベストブラツド（当時9歳）と交配したナガイレデイーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の一般C4ロ。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

3月26日、デビュー戦は大江原哲騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月6日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月30日、中6週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた5戦目は、赤間亨騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で赤間亨騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中0週で迎えた7戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で赤間亨騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた8戦目は、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で赤間亨騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月3日、中4週で迎えた9戦目は、5歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤間亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノフローレンスから約19馬身差の2着となった。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤間亨騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤間亨騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で赤間亨騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤間亨騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤間亨騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千葉進騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤間亨騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエイヒーローに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉進騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、高橋隆騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は赤間亨騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。