イエスマインド（2012年生、母イエスオアノー）

イエスマインド（2012年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋心」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンライズペガサス（当時14歳）と交配したイエスオアノーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月14日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は498kg。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3歳（2015年）

2月15日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、テイエムキュアオウに交わされて1馬身差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホームズに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のスーパーソニックに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のカシノノゾミに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

6月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月21日、中6週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。