ラガーファクト（1994年生、母ミリオネア）

Rugger Fact

1994.03.20

ラガーファクト（1994年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキャロルハウス（当時9歳）と交配したミリオネアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大江牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月30日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったアーティストターフにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月5日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたワイルドルック決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月24日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエムサイバーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

4歳（1998年）

8月2日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。