リキアイガイセン（2001年生、母リキアイワンダー）

リキアイガイセン（2001年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋凱旋」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時16歳）と交配したリキアイワンダーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害20戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月23日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3歳（2004年）

3月23日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月14日、中0週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月22日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4歳（2005年）

1月10日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロベイシンガーから7馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチマラネロに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月30日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐雄祐騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、中4週で迎えた17戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（12戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた21戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2006年）

1月7日、中1週で迎えた22戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（13戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月17日、中3週で迎えた24戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

6歳（2007年）

4月28日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。