ニシノシザース（1992年生、母ニシノテラシナ）

Nishino Scissors

1992.04.01

ニシノシザース（1992年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマラキム（当時9歳）と交配したニシノテラシナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

4歳（1996年）

1月3日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のチサトローズに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノンスリップデフに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒキーラーからアタマ差の2着に甘んじた。