バーニングアイズ（2019年生、母マイネウインク）

バーニングアイズ（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「情熱的な瞳」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時9歳）と交配したマイネウインクが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島智則。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島智則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって462万円で落札された。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着を確保した。

9月20日、中3週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のエコロデビルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2022年）

2月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 雪/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた6戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月24日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

5月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。16着に終わった。

11月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

4歳（2023年）

4月8日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた11戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1200m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた13戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月26日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2023年9月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。