エイシンマジクル（2012年生、母ミラクルプリンセス）

エイシンマジクル（2012年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔法のような」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したミラクルプリンセスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C2-30。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、栄進堂によって1,890万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月2日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり18着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた2戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月25日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月26日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシゲルオハシリサンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた11戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。