アサカフォンテン（1983年生、母ブレーブドーター）

アサカフォンテン（1983年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のホワイトフオンテン（当時13歳）と交配したブレーブドーターが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田正博。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回、地方2戦0勝。1986年の皐月賞(G1)で5着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

11月2日、13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラトモエオーに約15馬身の大差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

12月7日、7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマークラブに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

3歳（1986年）

3月2日、3歳G3の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3月29日、3歳オープンの若葉賞（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月13日、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。21頭立ての20番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

5月25日、3歳G1の日本ダービー（東京優駿）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。23頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、8着に終わった。

7月26日、4歳以上900万下の天の川ステークス（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったミホバランスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1988年）

10月13日、一般A（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は原孝明騎手。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1989年）

8月14日、一般C2（中津ダート1180m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。