バンダムゲイン（1992年生、母Willamae）

経歴

デビュー前

3歳（1995年）

2月26日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンチャンプを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の河口湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の千葉テレビ杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフォルスデュノールに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（1996年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、迎春ステークス（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月15日、約11か月半の休養明けで迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5歳（1997年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のミスタービッグベンを半馬身振り切って制した。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた11戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の紫野特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンデーカイザーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

6歳（1998年）

2月14日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上1600万下の白富士ステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルナポレオンにクビ差届かず2着となった。

3月7日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るインターライセンスを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて5勝目を獲得した。

4月12日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪-ハンブルクカップ（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。