ロングチェス（1985年生、母マヤノヒスイ）

ロングチェス（1985年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時6歳）と交配したマヤノヒスイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、中央障害1戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月31日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた3戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセントマキシムに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳400万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、4歳400万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月26日、中4週で迎えた8戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1989年）

6月24日、約11か月の休み明けで迎えた10戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノアサカゼから半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアレティーノに7馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月16日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングマスラオから半馬身差の2着となった。

9月17日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、九日俊光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で九日俊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で九日俊光騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラツクテイオーから1馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は九日俊光騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で九日俊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1990年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月14日、中0週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のロングキヤプテンをハナ差制して3勝目を手に入れた。

2月5日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は九日俊光騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大島静夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。