ナックフローラ（2019年生、母アルマフローラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ブラッドメアから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小松欣也によって814万円で落札された。

2歳（2021年）

9月12日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月31日、中6週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた4戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月23日、中5週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったワーフデールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4月23日、中7週で迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシャノワールに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月30日、中2週で迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月21日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

12月17日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

3月19日、中7週で迎えた14戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた15戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

10月5日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた17戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた18戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、スレッジ・ハンマー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のC1C2選抜牝馬（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったシントーヨーキヒに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋昭平騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月21日、中2週で迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の銀嶺特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋昭平騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた24戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。