イブキノショウグン（1998年生、母メジロポルシェ）

イブキノショウグン（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時15歳）と交配したメジロポルシェが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方11戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月13日、デビュー戦は田村宏之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月24日、中6週で迎えた4戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず18着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で柄崎将寿騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月13日、中7週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた10戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカタマルマリーから2馬身差の2着となった。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタカボーイに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタカボーイに1馬身半の差をつけて制した。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミナモトシリウスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンスプリングから1馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノロビンソンに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

11月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の神楽月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の師走特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中越豊光騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。