マイネアンティーク（2009年生、母スターアルファ）

マイネアンティーク（2009年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋古美術品、骨董品」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時20歳）と交配したスターアルファが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方21戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,785万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,500万円（25万×100口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシゲルアセロラに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい15着に敗れた。

3歳（2012年）

7月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた7戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4歳（2013年）

2月22日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、ユースフルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C2十七 C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2十七 C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C2十六 C3一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた18戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3八九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3六七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は早田功駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したフォールズマウスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた27戦目は、かつしか花菖蒲賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。