ジェルブロア（2022年生、母イングランドローズ）

ジェルブロア（2022年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界一バラが美しいと言われるフランスの村」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したイングランドローズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

6月14日、デビュー戦は吉村誠之助騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

7月5日、中2週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウチナータイムを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月31日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。