ネズコ（2018年生、母グラニースミス）

Nezuko

2018.05.06

ネズコ（2018年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時11歳）と交配したグラニースミスが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新 徳司。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦新徳司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって270万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月31日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4月10日、中9週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月11日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のミニマリズムに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2022年）

4月23日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月27日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

2022年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。